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長所と短所
インプラント、ブリッジ、入れ歯、どの治療法が最も適しているかは、患者様自身の歯の状態や経済面などあらゆる角度から判断する必要があります。 それぞれの治療の長所と短所を十分に理解、納得された上で選択することが最も大事です。
ここでは、それぞれの治療法の長所と短所をご説明しております。治療法を選択する際の参考にしてにしてください。
【インプラント治療】長所と短所
長所
・本物の歯とほぼ同じ機能を回復できる
・本物の歯とほぼ同じ外見を回復できる
・周囲の歯を弱らせない
・何でもしっかりおいしく食べれる
・適切なケアにより長期間使用可能
・歯を失った部分は顎の骨の成分が自然に減るが、インプラントがあれば咀嚼(そしゃく)の刺激により衰退が防止される
短所
・治療時間が比較的長期(最近は種類と適応症により最短1週間でも可能。ただし決しておすすめしません)
・手術になるので、少数だが適応とならないケースもある
・比較的費用がかかる
・ブラッシングなど家庭内でのお手入れや、医院での定期メンテナンスが必要
【保険適用】なし
【ブリッジ治療】長所と短所
長所
・本物の歯と同じような外観に回復が可能(セラミックをを使用すると、見た目が良く、自分の歯と見分けがつきにくいです。ただし、インプラントには劣ります)
・本物の歯と同じように咀嚼することが可能
・手軽に短期間(約1週間)で治療が終了
短所
・土台となる歯を削除する必要がある(最大の欠点です!)
・土台となる歯に噛む力が余計にかかるので、周りの歯がすごく弱る
・対象となる位置の両側に、土台として使えるしっかりとした歯が無いとできない
・失った歯の数が多いと、土台の強度が足りないので選択不可能
・景観の回復上セラミックが優れるが保険の適応を受けることができない。保険の効く材料だと前歯はプラスチック、奥歯は銀歯になるので、見た目が悪く持ちも悪くなります
・支えている歯が、1箇所でも悪くなってしまうと、ブリッジそのものを取り外して、再度全体的に治療をする必要がある(逆に、インプラントの場合は悪くなった歯のみを治療すればいいというメリットもあります)
・食べかすが詰まりやすい
・舌ざわりがインプラントほどは良くない
【保険適用】あり
【入れ歯治療】長所と短所
長所
・短期間(ブリッジ治療よりは長い/約1~3週間)で咀嚼機能回復が可能
・骨が足りなくても、多数歯欠損でも治療可能
・ブリッジよりは隣の歯を削る量が少ない
・歯だけでなく歯ぐきでも噛む力を分散するので、ブリッジほどは周りの歯を弱らせない
短所
・外見の回復に限度があり、人から入れ歯だとばれる(外見の良い入れ歯もありますが、インプラントやブリッジには大きく劣る)
・非常に噛みにくいので、食べたい物も食べれなくなる(特に多数歯欠損の場合)
・非常に食べかすが詰まるので、食事の度に外してうがいをする必要がある
・非常に違和感が大きく、舌が当たってうまくしゃべれなくなる(特に多数歯欠損の場合)
・入れ歯を支えてる歯にかかる咬合圧がすごく大きいため、ブリッジ同様に周りの歯が弱ってくる(特に多数歯欠損の場合)
・こまめに調整する必要がある
【保険適用】あり
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